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設立趣旨書  

 

1.趣旨

 身体障害者や知的障害者は、地域社会の一員として社会生活を営んでいく上で、心身の障害に加えて、生活条件や生活環境の不備、社会の理解不足などにより、多くの制約を受けさまざまな困難に直面しています。また、近年、疾病構造の変化、脳性まひ等による重度障害や重複障害の顕在化、障害者の高齢化などにより、障害者をとりまく状況は深刻化しています。
 さらに、障害者の就労も、打ち続く不況により雇用企業の倒産、縮小などにより、せっかく就職した障害者も失業したり退職を余儀なくされたりの憂き目にあっております。また、新しく養護学校を卒業してくる人々も就労を熱望しています。
 そこで、障害者の就労促進のため、働く場を提供していただくよう企業に対して普及・啓蒙活動を行うと共に、障害者の生活支援活動として、余暇活動交流会などを定期的に開催し、「共に生きる」社会の実現と「みんなが幸せ」に生活できる社会実現のため、更なる活動の発展と公益の増進のため「特定非営利活動法人練馬区障害者福祉推進機構」を設立いたします。

 

2.申請に至るまでの経緯

 障害者の働く場の提供を会員の皆様にお願いすると共に、障害者とそのご家庭の方々をお招きして、平成3年から毎年2~3回、音楽会、餅つき大会、カラオケ大会などを公共の施設を使用し、ボランティアの方々の協力を得て開催してきました。しかし、任意団体では活動範囲に制限があり、今後も同様の支援活動を、スムーズに、且つ、より多角的に展開するため、非営利活動法人練馬区障害者福祉推進機構」の設立申請を致します。


平成14年1月7日

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